講師になっても勉強中

セミナー講師をやっている個人事業のような会社経営者がノマドな生活を目指して日々を綴ります

人前で話すのって意外と楽しいもんですよ

昨日母校の大先輩が私と同じプログラミング講師を始めるということで、先輩講師としてトレーニングをしてきました。ということで人前で話すすべての人のためにまとめていこうかなと思います。

 
セミナーでは、事前準備、最中、事後の3パターンで助言する事がありますが、その中の事前準備を取り上げます。
 
 
「準備をしっかりしましょう。」
 
小さい頃からずっといわれていますよね。そして、多くの人が苦手な事なんです。
なぜできないのがかというと、答えは簡単でこれからやる事が明確化されていないんです。
 
話す目的はなに?
誰に話すの?
何を話すの?
どれくらい話すの?
話した結果どうなるの? などなど
 
しまいには考えるのめんどくさくなって、最後には
 
「いいや、書いてある通りに話ちゃえー」
 
って感じになります。
気持ち分からんでもないです。だいたいそんなもんです。
ただ、お金をもらうとなるとさすがにそれはまずいので考えないといけないですね。
 
そこで、3年間の中で企業向け大学向け合わせて1000人以上対して講師をした経験から準備するにあたりここだけ押さえておけって所だけを紹介します。
 
 
①各テーマにおいて立ち位置を決める
 
自分の立ち位置を常に意識しながら、参考資料を読むようにしましょう。
 
・カレーライスに生卵を入れる事について賛成なのか反対なのか
 
・カレーの肉は牛派、豚派、鳥派またはちくわ派なのか
 
というように立ち位置を決める事で利点や欠点およびお互いの関係性を理解できるようになります。そして、各立ち位置としての意見を言えるようになればその点についてどんな話でもできるようになります。
 
カレーライスに生卵を入れる事でまろやかになるメリットはあるが、残念ながらカレー本来の辛さを味わうことができなくなってしまうデメリットが存在する。とかね。
 
 
立ち位置が決まったら、次はその話題についてどのように話すかを考えます。そんなときはフレームワークを使えばいいですよ。例えば、起承転結っていうじゃないですか。そうゆうのに当てはめて考えていけばいいんですよ。
 
話なら、起・承・転・結
感情なら、喜・怒・哀・楽
リソースなら、人・物・金
起業なら、ミッション、ビジョン、ストラテジー
プログラムなら、開始・動作・終了 とかとか
 
そしたらなんだか話がわかりやすくなりますね。
 
 
③周辺情報を押さえる
 
歴史を知るって重要なんですよ。
 
最新情報を知るのも重要なんですよ。
 
今後の展開を知るのも重要なんですよ。
 
小ネタとして大活躍するし、話を切り出すきっかけにもなります。最近はweb上で検索すればなんでもでてくるので簡単にわかりますよ。歴史については、そのままでも当たるし事例を検索すればでてくるもんです。今後の展開については第一人者のインタビューを見れば大体わかります。
 
問題は、現状です。とくに最新情報。
 
これは、大きな事でない限り検索しずらいんです。そこで、私が使用しているのがgoogleアラート。特定のキーワードに関する記事がweb上でアップされると知らせてくれる機能です。
 
 

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正直便利です。自分がドヤ顔で話すときのソースは大体ここで引っかかった情報を話すことが多いですね。
是非ご利用あれー
 
 
ということで、今回は事前準備について取り扱いました。参考になるとうれしいです。